早く「おとな」になりたい小中学生*は54.9%**。
「おとな」になったらやってみたいことは「自由にスマホを使う」59.8%が最多。
* :小中学生=小4〜中3生(以下同様)
** :そう思う+ややそう思う計(以下同様)
今回は、「成人の日」を前に子どもたちが持つ「おとな」のイメージや、将来なりたい「おとな」像について聞きました。 早く「おとな」になりたい小中学生*は54.9%**。「おとな」になったらやってみたいことは「自由にスマホを使う」が59.8%と最多。なりたい「おとな」像は「お金をたくさんかせいでいる(57.2%)」が最も高く、まわりの「おとな」に対するイメージは「いそがしそう」 が81.3%。また、「尊敬するおとながいるか」という質問では、71.3%が「いる」と回答しました。その存在の多くは「お母さん」 「お父さん」をはじめとする“家族” 、次いで「先生」。子どもの目に映った家族や先生など身近な「おとな」は頼もしい存在であり、日ごろ自分のサポートをしてくれる姿に感謝をしている声が聞こえてきました。
早く「おとな」になりたい小中学生*は54.9% ** 。
Q.早く「おとな」になりたいと思う理由を教えて下さい。(そう思う計)
●自由に〇〇したい
●お金をかせぎたい・使いたい
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欲しい物がいっぱいあるので早くお金を稼ぎたい。(中1男子)
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働いて自分が自由に使えるお金が欲しいから。(中1女子)
●将来の夢を叶えたい
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将来は外国に住みたいので、早く働いてお金をためたいから。(小5男子)
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早く世の中のために働きたいので。(中3女子)
●両親をサポートしたい
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サッカーで稼いで親を楽させたい。(小4男子)
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母親を助けたい。(小6男子)
Q.早く「おとな」になりたいと思わない理由を教えて下さい。(そう思わない計)
●大変そう
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周りの大人を見ていると、自分が仕事をちゃんとできるか不安になる。(小6女子)
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義務が生じ、幾分か生きづらくなりそうだから。(中3男子)
●疲れている姿を見て
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お仕事ばっかりで忙しそうだしいつも疲れている感じがするから。(小6女子)
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親が仕事の愚痴をよく言うから。(中2女子)
●今が楽しい
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学校が終わって宿題が終われば自由だから。(小4女子)
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今が楽しいし、色々自分のために必死になれるし時間があるから。(小4女子)
●まだまだ子どもでいたい
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まだまだ甘えていたいから。(中2男子)
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まだまだ子供時代を存分に楽しみたい。(中3男子)
「おとな」になったらやってみたいことは「自由にスマホを使う」が59.8%で最も高い。
なりたい「おとな」像は「お金をたくさんかせいでいる」が57.2%で最多。
「尊敬するおとながいる」 のは71.3% 。上位に挙がったのは「両親」と「先生」。
Q.尊敬する「おとな」はだれですか。どんなところを尊敬していますか。(自由回答)
全体(855人)
●お母さん(239件)
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お家のこととか仕事とか全部やってて、休みの日はぼくと遊んでくれるから。(小4男子)
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お父さんが2歳で亡くなってからお兄ちゃん2人と僕を、ずっと育ててくれてるから。(中3男子)
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色々な家事を一人でほぼこなして、自分勝手に動かずみんなの意見を取り入れてくれる所。(中2女子)
●お父さん(140件)
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どんな時でも、怒らずに話を最後まで聞いてくれるところに尊敬する。(小5男子)
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44歳で英検の勉強を毎日頑張っている。(小6女子)
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いつも仕事を頑張っているのに休みの日までいろいろやったり一緒に遊んでくれるところ。(中2男子)
●両親(175件)
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疲れたとか言ってもどこかに連れて言ってくれたり遊んでくれたりご飯を作ってくれたりいろいろしてくれるから 。(小5男子)
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父はよく話を聞いてくれる。母はいろんなことが何でもできる。(中2女子)
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チームワークがよくてお互いに信頼しあっているところ。(中3男子)
●先生(105件)
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【担任の先生】考え方や生き方が尊敬できるから。(中2女子)
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【顧問の先生】みんなを束ねて指導してくれるので。(中3女子)
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【音楽の先生】人生を楽しんでいる、楽しくさせてくれる。(中2女子)
●スポーツ選手、歴史上の偉人、推し、YouTuberなど
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【大谷翔平選手】努力し続け自分の夢を叶えて、たくさんの人に夢を与えている存在だから。(小6女子)
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【上杉鷹山】藩の財政再建の為将来への為に節約や産業を興して私利私欲をせずしっかりとした経済活動をしたから。(中3女子)
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【推し】推しはいつもキラキラしているから。(中1女子)
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【HIKAKIN】面白い動画をたくさん作っているので。(小5女子)
身のまわりの「おとな」に感じるのは「いそがしそう」 が81.3%。
成人年齢が18才と認知しているのは57.2%。「成人になったらできるようになること」で最も認知率が高かったのは「選挙で投票すること(66.9%)」。
今の「おとな」に言いたいことを、なんでもいいので自由に教えてください。
●ありがとう・感謝
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毎日仕事や育児、何かをすることに忙しくて、疲れていると思います。でも、誰かの支えに必ずなっているので、頑張って諦めずに根気強く生きてくださいね。応援してます。(小4女子)
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いつも、仕事頑張ってくれてありがとう。(小5女子)
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子供達のために頑張ってくれてありがとう。(中3女子)
●自由が欲しい
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もっと自由をください。(小4女子)
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両親が過保護なので、もう少し自由に任せてほしい。(小5女子)
●怒らないで・やさしくして
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こどもにやさしくしてほしい。(小6男子)
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理不尽なことで怒らないでほしい。(中3女子)
●気持ちをわかって
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子供だって大変だー。(小5女子)
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子供の頃の気持ちを思い出してほしい。(中3男子)
●理想の世の中に
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子供が大人になりたいと思う世の中にしてほしい。(中1男子)
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わたしたちも楽しく希望を持てる世の中にして欲しい。(中3女子)
●子どもからの問いかけ
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夢は叶いましたか?(中2女子)
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やっぱり大人は大変ですか?(中3女子)
民法改正によって、2022年4月から成人年齢が18才へ引き下げられました。国の法律により成人年齢が定められる前には通過儀礼があり、日本で確認できる最も古い例は奈良時代までさかのぼる*そうです。とはいえ、いまを生きる子どもたちにとって「おとな」とは何なのか。通過儀礼といった儀式がゆるやかになったいま、「こども」から「おとな」になるその境目は、はっきりとは見えません。
そのような中で、子どもたちは身の回りの「おとな」の姿をよく見ているようです。昨今では、働き方も柔軟になり、テレワークを併用するなど、家の中で仕事をしている姿を子どもたちが見る機会も増えました。忙しい様子を感じながらも、尊敬する「おとな」は誰か、に対して家族という答えが多く挙がりました。
家族が忙しくてもサポートしてくれる点、仕事をしながら家事もこなし、勉強も見てくれて遊んでくれる!といった日頃の感謝が自由回答に挙がりました。
子どもたちが、成長していく過程の中で出会う「おとな」が少しでも「こども」にとってなにかよい影響を与えられるような、そんな存在に私自身もなりたいという思いを抱きながら新年を迎えました。
*出典:国立国会図書館「本の万華鏡」 (https://www.ndl.go.jp/kaleido/)
ゲームやスマホなど自由に何時間でもできるし、欲しいものも買える。(小6男子)
好きなアーティストのライブに自由に行ける。(中2男子)