人物を撮ることに魅力を感じはじめた 上川の小学6年生の話

写話#100
話し手:ちゃんちゃんこ
インタビュー実施:2024年11月

学年:小学6年生

性別:女性

居住地:北海道上川郡

家族構成:父、母、本人

部活動・クラブ:スポーツクラブ

学習塾:—

習い事:英語、ダンス

趣味:—

特技:—

最近ハマっていること:ASOBIBA!活動

これからやりたいこと/なりたいもの:お店の経営

一番自分らしい写真

01 話し合い
01 話し合い

01 話し合い

02 どうする?

02 どうする?

03 なんだ なんだー

03 なんだ なんだー

上から見たアングルのほうが、なんかかっこいいし

自己紹介していただいてよろしいでしょうか?

はい。私の名前は、ちゃんちゃんこで、小学6年生です。えっと、私は北海道■■というところに住んでいて、なんか■■(住んでいる地域)はお米がおいしかったり、お水がおいしかったり、いろんなことができます。私の学校は小規模校で、全校生徒が■■人。

小学6年生は何人いるの?

■■人。(複式学級で)1、2年生と3、4年生と5、6年生が一緒で。

そうなんだ。写真のクラブに入ってるんだよね?

写真少年団に入ってます。

写真少年団って、入ってからどのぐらい?

3年くらい。

へー。3年ですごい。すごくきれいな写真だなと思ったの。今回の写真は何で撮ったの?デジカメ?

えーと、デジカメと写真……普通のあの……スマホ。

デジカメって、一眼レフとか?

え、普通の、もう、ちっちゃいやつで。

今回、最初に撮ろうって思い浮かんだ写真とか、あります?

あんまりない。1からでも大丈夫。

じゃあ、01〈話し合い〉から聞いていきます。これはどういった写真でしょうか?

えーと、友達がちょっと子どもだけの演劇みたいなのをしてて。そこで自分たちで考えた物語で、それを発表して、その反省をしてるところです。

あ、反省会なんだ。ちゃんちゃんこさんも、演劇に出演した?

見にいきました。

そうか。お友達は学校の?

学校のお友達とか。幼稚園のお友達とか。違う学校だけど、ちっちゃい頃からの友達。

これ、椅子に乗って撮ってるよね?なんでそう撮ろうと思ったの?

はい。普通の自分から見たアングルより、上から見たアングルのほうが、なんかかっこいいし、よく話してるなって、その、感じたからです。

02〈どうする?〉は、どんな写真でしょうか?

えーと、話し合いをしてて、こういうことをしたいねーとかを(話し合い)して、それを紙に書いてるところ。

さっきの写真の続きじゃなくて、また違う日?

違う日です。

(写真内の手書き文字を見て)ウィン……なんて書いてあるんだろう。

あ、そう、紙に書いて。私はASOBIBA!っていうグループ(子どもが主体的にさまざまな活動をおこなうプロジェクト)も入ってて。たとえば、あの、違うお店屋さんとか、何かやりたいとき、まず紙に(下書きを)書いて、それをあとでおっきな段ボールとかに書いてるときかな。

これはお店屋さんを借りて、なんかやってる?

はい。■■っていうお店で、和のお店?

左側に写っているのは大人の方?

友達のお母さんで、あのー、一緒に考えてくれたり。子どもがいるから、お膝に抱っこしてて。

その活動にまわりの親御さんとか大人たちも協力してくれるんだね。

はい。親も協力してくれるし、子どもたちでもやるし、みたいな。

いままで、どんなことしたとか覚えてることある?

カフェとか、縁日とか、なんかいろんなことをしてました。

えー、ちゃんちゃんこさんはカフェでどんなことやったの?

ドリンクを出しました。はちみつレモン。

手づくり?

はい。■■(住んでいる地域)のはちみつと、あの、無農薬のレモンを使ったドリンク。

へー、どういう人がお客さんで来てくれるの?

■■(住んでいる地域)のみなさんが来てくれる。

そうなんだ。お祭りとかそういう?

違う。なんか、自分たちで考えたやつを、■■(住んでいる地域)のお店の人にお願い、あの、なんていうんだろう、紙(チラシやポスター?)を渡して、そこで広めてもらうみたいな。

04 いつも頑張ってる人!!

04 いつも頑張ってる人!!

05 おりゃー

05 おりゃー

06 何が見えるかな?

06 何が見えるかな?

07 ガハハハッ

07 ガハハハッ

1回きりだから面白いなって

03〈なんだ なんだー〉は、どんな写真でしょうか?

これは、カボチャを、こうカービングしたあとのところにドライアイスを入れて、カボチャが口からブワーッと(煙を)出してるように見せるやつを、みんなが、なんだなんだーみたいな感じで見てるので、題名はそれにしました。

白い煙を噴いてるカボチャじゃなくて、その前のみんなが集まってるところを撮ろうと思ったのが面白い。そっちのほうがちょっと面白いと思ったの?

うん。みんなが、もう見たくて見たくて、もうカボチャが見えない、みたいな。

人間観察みたいなのが好きなのかな?

前までは、人物よりも景色とか撮ってたけど、なんかその写真少年団のなかで、今年の抱負みたいなのを出したときに、これからは写真を風景じゃなくて人物にしようかな、みたいな。

何か人物を撮りたいなと思うきっかけがあった?

なんか最近、あれ?写真を見返してみても、人物撮ってないなってなって。今年はそれに挑戦してみようかなってなったので。

へー。風景を撮るのと、人を撮るのって、ちょっと違うと思うんだけど、なんか違うなとか、難しいなって思うことはある?

風景は変わらないけど、人のときは一度撮っても、また戻ること(がない)みたいな。1回きりだから面白いなって。

04〈いつも頑張ってる人!!〉は、どういう写真?

えっとー、そのお店のドリンクを買って、それを持ってもらって、あのー、おいしい雰囲気を出そうかなぁと思って。

この表情やポーズは、お願いしてやってもらったの?

え、もう自分から。もうしてくれたから。

あ、モデルさんがみずから。背景に「美味しいお茶あり〼」って写ってるのもいいよね。

もう、めちゃくちゃおいしいものがたくさんあるので。だから、それのなかで一番好きなものを飲まして撮ろうかなと思って。それで撮ってみました。

飲んでるのは、お茶?

ジュースです。なんか、そのお店の人が福岡県に住んでたから、福岡のレモンとか。レモンジュース的な。めちゃくちゃおいしかったです。

〈いつも頑張ってる人!!〉ってタイトルだけど。

えーと、いつもお店を貸してくれたり、いろいろしてくれるから、がんばってる人だなって思ったので、タイトルにしてみました。

なるほど。仲いいんですか、この女性とは?

はい。

05〈おりゃー〉は、どんな写真でしょうか?

友達の弟が、遊びたーい、みたいな感じで、ブランコの紐かな、を、こう引っ張って、おりゃーってやってるので、お、これはいいんじゃないかって思って。

へー、これはほんとにすごい一瞬を切り取った感じが。連写で撮ってたの?

1枚だけ撮って、これいいじゃんってなって、これにしました。

しかも腰をかがめて撮るっていうか。目線一緒な感じで撮ってるなって思って。

(身振りをつけて)もうこんな感じで。

06〈何が見えるかな?〉は?

えーと、また友達の妹なんですけど。なんか、カボチャの中身が気になってて、これ、どうなってるんだ?ってところを撮りました。

かわいい。大人より子どものほうが撮りやすいとかある?

子どものほうが、なんか一瞬でなくて、ずっとこうやって見てたりするから撮りやすいけど。大人はもう……大人よりも子どものほうが撮りやすいかなって、私は思います。

そうなんだ。子どもはあんまりじっとしてないから、大変じゃない?

でも意外と(身振りをつけて)こうなってたり、こうなってたりするから、意外といけるかな。

07〈ガハハハッ〉も、タイトルとかコメント面白いよね。これがさっき写ってたカボチャの出来上がりかな?

はい。がんばって彫って、それで撮ったやつが。なんかカボチャを撮りたいなって思ったので、それをガッと入れました。

08 かぼちゃの行列

08 かぼちゃの行列

09 あっ!

09 あっ!

10 お店

10 お店

11 時

11 時

載れて嬉しかったので、やったー!ってなって

08〈かぼちゃの行列〉もカボチャ。どうしてモノクロで撮ったの?

えーと、カボチャよりもお店の中のほうが明るかったから、(カラーだと)そっちのほうが目立つかなと思って、あえてモノクロにして写真を撮ったら、カボチャが並んでるように見えて。なんか散歩してるように見えたので。

お店のほうが明るいから、カボチャが逆光になっちゃって?

カボチャがあんまり目立たなかったから、モノクロで撮ったらいい感じに。

そういうときはモノクロで、っていうのも写真少年団で習うの?

いや、習わないけど。あんまり写真少年団で習うっていうより、まずは写真撮ってみようみたいな感じで。なんか写真撮って、なんでこういうふうに写真撮ったのかな、みたいな感じの、なんでみたいなやつを書いて、やるみたいな。だから自由ですね。

こうしなさい、ああしなさい、とかは言われない?

言われないです。

へー。分かんないこと聞いたこととかはある?

私は、写真の感じとか、ちょっと明るくしたいけど、なんかこれできないから教えてもらったり。あと、モノクロの変え方とか。

09〈あっ!〉は、どんな写真でしょうか?

えっと、ここにある一番最初の、この縦写真が、自分が前に写真少年団で撮った写真だったので、車から「あ、自分の写真だ」って言いながら、カシャッて撮って。それがなんか外の感じも良かったし、光の加減も良かったので、これにしました。

飾られてるなかで唯一の縦写真じゃない。

なんか、縦写真に撮るのがハマってたりしてたので、たぶんこのとき。縦写真これだっていったら、自分しかいないってなって。嬉しかったです。

これは、みんな子どもたちが撮った写真なの?

いやもう、これは写真少年団のなかの写真で。そこにはいろいろ、毎月毎週くらいに違う写真になるから。載れて嬉しかったので、やったー!ってなって。それ撮ったらこんな感じになりました。

ひとりだけ縦写真だと目立ちますね。いまも縦写真にハマってる?

いまはたまに。まぁ、いまは縦の写真のほうが多いけど、横写真も撮るかなって感じです。

なんでこれは縦で撮ろうと思ったの?

なんか横にするより、縦にしたほうが人も目立つし、景色、空も入るから縦にしようってなって、撮った写真だったと思います。

10〈お店〉はまた、すごく煽って撮ってますね。

はい。えーと、さっきの(04〈いつも頑張ってる人!!〉を撮った)お店で。そこにお客さんが来てて、で、そのお店の店主の人が、なんかそのお客さんが頼んだものを、忙しい、忙しいみたいにやってたので、そこの場面は撮れなかったけど、あの中では忙しそうにしてたから、縦写真にして躍動感を出しました。

そうか、躍動感ね。またこのお店がすごくおしゃれですね。

なんかもう、かっこいいし、おしゃれだから、いいんじゃないかなって思って撮ってみました。

このお店には、よく行くの?

うん。友達がやってるお店だし、あの、おいしいものもあるし、いろいろ。たくさん行ってます。

11〈時〉は、めっちゃアップ。これは?

えーと、これはそのお店にある時計。レトロな時計で。えっと、時間も止まっちゃってるし、なんか時も止まってるような感じだから、〈時〉っていう題名に。なんかその時計(全体)を撮るよりも、アップで撮ったほうがかっこいいんじゃないかなって思って撮ってみた写真です。

12 the 米!

12 the 米!

13 想像

13 想像

なんか友達っていうよりも家族かなって思います

12〈the 米!〉は、どんな写真でしょうか?

えーと、無農薬でお米を育ててるところがあって。それで、そのお米のまだ精米していないお米の束みたいなのを、こう(全体を)撮るよりもアップで撮ったほうがなんかお米って分かるんじゃないかなって思って撮ってみました。

へー、無農薬でつくってるんだ。

これは無農薬だけど、なんか(ほかの地域産の米も)農薬は使ってるけど、なんかほかのに比べたら、めちゃくちゃおいしいお米だと思います。

お米も好き?

お米も好きですね。

■■(住んでいる地域)のお米を食べてるんですか?

学校でも出るし、家でも出るから、好きみたい。おいしいし。

お米もそうかもしれないけど、自分の町で気に入ってるところって、どこですか?

みんなの距離が近いっていうか、そんな、知らない人でも、■■(住んでいる地域)の人はなんかすぐ仲良くなれるし。なんか、なんか、みんな、友達っていうよりも、家族っていうほうが合ってるんじゃないかなって思います。でも、特に、この私がやってるASOBIBA!は、みんなずっと一緒にいたりするから、なんか友達っていうよりも家族かなって思います。

へー、そうか。将来、どこか別の場所に住みたいとか、そういうことって考えることありますか?

あんまりないけど、北海道にいたいかなって思います。あの、北海道にいたら、地震きたときも安心だから。なんか都会、東京とか行ったりするときも、海とか近いと怖いし。なんか真ん中にいた方が安心だから、北海道にいたほうが安心かなって思って、北海道のままがいいかなって思います。

最後の写真で、13〈想像〉は?

えっと、これは誰が描いたのかも分かんないし、何を描いているかも分かんないから、自分の頭のなかで想像して、人によって答えは違うと思うので、そういう絵を撮ってみました。黒板みたいなやつに描いてあって。なんかそれで、あ、これ、なんか想像したら、みんなによって答え違うからいいんじゃないかなと思って撮ってみた一枚です。

この黒板みたいなやつは、ずっとここに立てられてるの?

いや、もうなんか絵描くもので。

誰でも好きに描いていいよっていうところ?

そのイベントのときは、そうなってる。

ここは公園?

公園で。その、役場に公園を借りてもいいですか?みたいなのを聞きにいって、いいですよって言われたので、この公園を使ってイベントをしました。

これで全部の写真のお話聞いたんですけど、やっぱり写真楽しい?

なんか最初は、ちょっと面倒くさいときもあるけど、いざやってみると楽しい感じ。

いまは人物を中心に撮っているけど、風景に戻りたいとかある?

いや、なんかこういう写真を撮ったから、やっぱり人物のほうがいいんじゃないかなって思って、いる……ます、います。

そうなんだ。それはどうしてなんだろう。人物のほうが面白い?

なんかその、人物を撮るにあたっての魅力を感じたので、誰か撮ってみようかなって思いました。

今回撮ったなかで、一番好きな写真はどれですか?

えーと、5(〈おりゃー〉)です。

おー、それはなぜ?

えーと、1枚目でめっちゃ上手く撮れたし、あと空も写って、なんかいいなって思ったからです。

じゃあ、一番自分らしいなって思う写真どれですか?

1(〈話し合い〉)かな。それは、自分もこういうことやったこともあるし、そういう話し合いもしてたから、なんか自分っぽいなって思いました。

なるほど。最後に、将来なりたいものとか、やりたいこととかある?

ないけど、自分でお店経営したいなって思います。

え、なんのお店?

カフェとか。あ、でも、あんまりないかな、将来の夢は。将来になって決めるみたいな。

(聞き手:こども研究所/Zoomにて)

撮影写真一覧

01 話し合い

01 話し合い

「あれはこうだったねー」「こうしたらよかったんじゃない?」と話し合いをしているところです!

02 どうする?

02 どうする?

考えている。いろいろ考えて答えを見つけだそうとしている。

03 なんだ なんだー

03 なんだ なんだー

みんなが何かを見ているのが気になって「なんだ なんだー」といっているみたい

04 いつも頑張ってる人!!

04 いつも頑張ってる人!!

これは絶対美味しいに決まってる! 美味しかったー ごちそうさまでした!!

05 おりゃー

05 おりゃー

「なんでもやってやる!」やるきがつまってる写真

06 何が見えるかな?

06 何が見えるかな?

かぼちゃの中が気になってのぞいてみてる。 「どうなっているのかな?」

07 ガハハハッ

07 ガハハハッ

われの名はかぼちゃせいじんだ!ガハハハッ

08 かぼちゃの行列

08 かぼちゃの行列

これからどこに行くのだろう

09 あっ!

09 あっ!

自分の撮った写真だっ!

10 お店

10 お店

とあるお店の風景。お店の中は忙しそう!

11 時

11 時

止まっちゃった時計

12 the 米!

12 the 米!

美味しいお米の証拠!!

13 想像

13 想像

絵なのか、線なのか何かわからないから何でも想像できる!

インタビューをふりかえって(語り手本人の感想)

インタビューはどうでしたか? とても楽しかったしなんか面白かったです!
「自分らしいな」と感じたことはありましたか? 好きな写真(好きなもの 人)を撮っていたところ!
「自分は意外とこうなんだな」と気づいたことはありましたか? 意外といろんなもの撮ってるんだなー

インタビューをふりかえって(聞き手の感想)

身体を前後左右に揺らしたり、話しながら身振り手振りを交えたり、「えーと」と上を見たり首を傾げたりしながら考え込んだり、ペンを持って何かを書いたり、インタビュー中のちゃんちゃんこさんは動きも多く、のびのびとして自由闊達な印象です。「飽きちゃったかな?」と心配になりましたがそんなことはなく、最後までご自身の言葉できちんと答えてくれました。考えられたアングルで撮影された淡い色調の写真も素敵だし、写真のタイトルやコメントもユニークで発想の豊かさを感じます。「あの人はいつもがんばっているな」「かぼちゃをみてどんな反応があるかな」と一歩引いた目で周りを観察する力が写真活動に活かされているようです。

(こども研究所 研究員S)

インタビューを読んで(ご家族の視点)

「この子らしいな」と感じたことはありましたか? 住んでいる町、自分の周りの大人、友達が「好き」。「好き」なものに囲まれて生活しているんだなと改めて思いました。
意外だった/知らなかったことはありましたか? 写真撮るの、上手だなっと思いました。構図や色使い(色調整)が面白い!アップで撮った写真が、いろいろと想像させる写真ですね。
「好きなこと」にグミが無かったことが意外でした。グミばっかり食べているので。
その他に気づいたことなどはありましたか? ASOBIBA!グループの活動に熱心に参加しているので、彼女の頭の中はASOBIBA!。中学生になって何に興味が出てくるのか、これからは親が見ることができない世界(生活)が始まると思います。好きなことをいっぱい探して、好きなことに囲まれて楽しんでほしいなと思います。

(ちゃんちゃんこさんとの関係:母)

インタビューを読んで(第三者の視点)

北海道出身の作家、池澤夏樹さんの小説『スティルライフ』に以下のような一説がある。
「この世界が君のために存在すると思ってはいけない。世界は君を入れる容器ではない。世界ときみは、二本の木が並んで立つように、どちらも寄りかかることなく、それぞれまっすぐに立っている。きみは自分のそばに世界という立派な木があることを知っている」

写真機を持つ。見る。撮る。すごくシンプルな作業。たぶん今では誰にでもできる日常的な行為。
でも「写真」という表現を意図して撮っているということは、「自分」という肉体に覆われた内側を飛び越えて、目の前に広がる世界を他者として認識して、そこに自分の意識を投影しているということに他ならない。
「世界は自分自身」ということを何回も繰り返しているうちに気づく。
「世界」は「世界」そのものであり、だからこそ美しい。
ちゃんちゃんこさんはその入り口にいるんじゃないかな。
そういう人の言葉って素敵なんだよね。

(岐阜県、50代、写真関係者、はっちゃん。)

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